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不動産の任意売却について

2021/04/15

住宅ローンの返済が思わぬトラブルや事情で困難になり任意売却を検討する方も多いでしょう。
そこで今回は、不動産の任意売却について解説します。
▼任意売却の特徴
「任意売却」とは、住宅ローンの返済が残っている場合でも、金融機関の合意のもと家と土地を売却できることを言います。
たとえば、何かしら事情があり住宅ローンが返済できなくなった場合や不動産売却後もローンが残ってしまった場合も、売却できます。
■競売との違い
任意売却と似ている「競売」があります。
競売は、債務者が住宅ローンの返済ができずに滞納してしまったときに、金融機関が取る最後の手段を言います。
裁判所が競売の申し立てをし、強制的に売却されます。


▼任意売却が検討すべきケース
任意売却を検討した方が良いケースをご紹介します。
■収入が減少しローンの返済が難しい場合
リストラなどで失業になったり、病気で働けなくなったりと、思わぬ事情で収入が減少してしまうなど、住宅ローンの返済が難しい場合は任意売却を考えてみましょう。
■住宅の資産価値が低く、住宅ローンが高額な場合
購入当時よりも資産価値が大幅に減少していたり、高額なローンだけ残っていて返済が難しいという場合は、任意売却の利用もできます。
■離婚を気に家を売却する場合
離婚した場合、どちらかがローンを払い続けたり、そのまま住む場合もありますが、トラブルを生じる可能性も高いです。
そのため住宅ローンの残債務よりも売却金額が高い場合は、ローンを返済して残った金額を分けるという使い方もできます。


▼任意売却を依頼するタイミング
競売をかわすために、開札日前日までに売却を完了しなくてはいけません。
任意売却の成立は、2~6ヶ月ほどかかります。
そのためなるべく早めに不動産会社にお問い合わせした方が無難です。

任意売却は、金融機関や買主と話し合い様々な手続きが必要となってきます。
任意売却でお困りがあれば、気兼ねなくお問い合わせください。